人気まつげ美容液ラティース(latisse)の成分を調べてみました。
ちょっと前のまつ毛美容液という印象ですが、それでもまだまだ人気の高いまつ毛美容液だと思います。
人気の高さの秘密はやはり、あの成分が入っているからだと思います。
成分 | 効果 |
精製水 | |
ナトリウム塩化物 | |
リン酸ナトリウム | |
クエン酸 | pH調整剤 |
塩化ベンザルコニウム | 目薬の防腐剤 |
ビマトプロスト | まつ毛を伸ばす |
まつ毛を伸ばす有効成分
ラティースはまつ毛美容液として始めてアメリカのFDA認可を受けた医薬品のまつ毛美容液です。
正確に言うと、まつ毛美容液ではなく、睫毛貧毛症のお薬と言ったほうがいいのかな?
基本的に医薬品なので、医師の処方が必要なのですが、海外からの個人輸入などを利用して、医師の処方なしでも使用していらっしゃる方も多いように思います。
話はそれましたが、ラティースのまつげを伸ばす有効成分は、ビマトプロストと言われる成分です。
ビマトプロストはラティースの他にも、緑内障の点眼剤ルミガンにも入っていて、まつ毛美容液というジャンルが注目される切欠を作った成分といっても過言ではないと思います。
※ここでいう有効成分とは、プロスタグランジン系のものをいいます。
プロスタグランジン系のものには、まつ毛が伸びてしまうという副作用があり、そういう意味でのまつ毛を伸ばす有効成分と考えてください。
基本的に、日本発のまつ毛美容液にこの成分は入っていません。
ラティースで色素沈着は起きる?
可能性としては、100%ではありませんが、色素沈着を引き起こす可能性は高いといえます。
これは、プロスタグランジン系のものの副作用の一つなので、ラティースに限らず、リバイタラッシュやルミガンなども同様です。
色素沈着はまぶたの薄い下まぶたに出来てしまうことが多いようです。
基本的にプロスタグランジン系のものは、上まぶたへ塗布することにより下まぶたへも行き渡るため、下まぶたへの塗布は必要ない、と謳っていますが、使用者としては「下まつげも伸ばしたい!」という願望から、下まぶたへも塗布したくなってしまうのかなと思います。
気持ちは凄いわかりますが、色素沈着などもありますので使用方法は守るようにしましょう。
もっとも、色素沈着については使用を中止することにより回復することが多いとのことです。
プロスタグランジン系のものは、使用制限やその他の副作用もあるので、使用をする際は十分使用方法を守るようにしましょう。
結局ラティースってどうなの?
効果に対しては、十分見込めると思います。
が、価格がネックですね。
基本的にラティースは30日分で15,000円~18,000円が相場かなと思います。
ラティースと同じ成分であるルミガンやケアプロストは2,000円前後で買えてしまうので、金額的にはかなり差が出てしまいます。
また、一般的にはラティースは医師の処方が必要なので、病院、主に美容外科に行って処方してもらうことが多いかと思いますが、日本には最近厚労省によって認可された「グラッシュビスタ」という睫毛貧毛症のお薬が出来ました。
価格も20,000円前後ということなので、もし美容外科に行ったとしたら、こちらを勧められるのではないかなぁと思います。
同様の成分が入っているリバイタラッシュアドバンスジャパンも10,000円前後で購入できますし、やはり割高感が高い・・・・
どうしても、ラティース!というのでなければ、もうちょっとリサーチしてもいいのでは、と思います。